EU域外のワクチン接種完了者、独が25日から入国制限ほぼ解除

ドイツ内務省は17日、新型コロナウイルス用ワクチンの接種を完了した欧州連合(EU)域外の人の入国を25日から一部の例外を除き認めると発表した。EU加盟27カ国の合意を踏まえた措置で、EU域外の市民の観光目的の入国が可能になる。感染力が高い変異株が流行している国については今回の措置の対象から外している。

ワクチンの接種完了後14日以上が経過した人の入国を認める。ワクチンの種類はEUの欧州医薬品庁(EMA)が承認したものに制限している。EMAが現時点で承認しているのは、独ビオンテック/米ファイザー連合、米モデルナ、英アストラゼネカ、米ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した計4製品。

変異株地域には現在、インド、ブラジル、英国など13カ国が指定されている。

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