オフィスワークの自動化を支援するインテリジェント・オートメーション・サービス(IAS)分野のスタートアップ企業である独ロボヨがスウェーデン同業のアコアを買収した。ニコラス・ヘス最高経営責任者(CEO)は「企業の自動化度の高まりとともに顧客は企業レベルでの専門知とグローバルなプレゼンスを持つパートナーを求めるようになる」と述べ、今回の買収がそうしたニーズに基づいていることを明らかにした。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じた。
ロボヨは5年前に設立された企業で、独南部のニュルンベルクに本社を置く。ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)、人工知能(AI)、機械学習(ML)などの技術で顧客企業を支援している。アコアを買収したことで3大陸9カ国の16都市に拠点を持つようになった。従業員数は230人に増えた。