ボロコプター―サウジのスマートシティでUAMを合弁展開―

空飛ぶクルマを開発する独ボロコプターは1日、サウジアラビア北西部にスマートシティを建設中のプロジェクト会社NEOMと合弁会社を設立したと発表した。同スマートシティ「NEOM」でアーバン・エア・モビリティ(UAM)サービス事業を共同展開する。他の公共交通機関と連携して空飛ぶタクシーと物流サービスを展開する意向だ。ボロコプターのクリスティアン・バウアー最高商務責任者(CCO)は「NEOMはわが社にとって、全く新しいUAMのエコシステムを既存のインフラ・規制抜きに初めから共同形成するまたとないチャンスだ」と強調した。

合弁サービスに向けNEOMは人員輸送機10機と貨物機5機をボロコプターに発注した。新会社はこれら機材の運用を2~3年後に開始する。

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