廃車の回収などでカルテルか、欧州委が調査開始

欧州連合(EU)の欧州委員会は15日、欧州に拠点を置く複数の自動車メーカーに対して、EU競争法違反の疑いで立ち入り調査を実施したと発表した。廃車の回収、リサイクルをめぐるカルテルを結んでいる疑いが浮上しているという。

欧州委は対象企業の名前を公表していないが、ロイター通信によると15日現在で仏ルノー、ステランティス傘下のオペルが事業所に立ち入り調査が入ったことを認めている。このほか、BMWが欧州委から情報提供を求められたことを確認した。

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