エルリングクリンガー―排ガス系部品工場を閉鎖―

自動車部品大手のエルリングクリンガーがドイツ南部のランゲンツェンにある工場を閉鎖する。同工場では排ガス処理装置用のサーマルシールドなどを生産している。内燃機関車の減少を背景に需要が後退していることから、閉鎖を決めた。広報担当者は、段階的に生産を縮小し、数年後に操業を停止することを明らかにした。

経営陣はこれまで、従業員代表の事業所委員会、金属労組IGメタルと協議し、存続の可能性を検討してきたが、専門家の鑑定結果を踏まえ閉鎖決定を下した。従業員150人が影響を受ける。

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