独複合企業ティッセンクルップは8月31日、プラント子会社ティッセンクルップ・ウーデがカタールエナジー傘下の肥料メーカーQAFCOから「ブルーアンモニア」工場の設計、調達、建設を受注したと発表した。化石燃料由来の「ブルー水素」をベースにアンモニアを合成。製造過程で発生する二酸化炭素(CO2)は分離・貯留する。受注額は明らかにしていない。
中東建設最大手CCCとのコンソーシアムを通してプロジェクトを実施する。2026年第1四半期の完成を予定している。シングルトレインの生産能力は世界最高の1日当たり3,500トンとなる。