粗鋼生産8カ月連続減少、10月は-14%に

独鉄鋼業界団体シュタールが21日発表した10月の粗鋼生産高は314万2,000トンとなり、前年同月を14.4%下回った。減少は8カ月連続。高炉鋼が16.3%減の212万3,000トン、電炉鋼が10.1%減の101万9,000トンとともに2ケタ減となった。銑鉄は20.4%減の182万6,000トン、熱間圧延鋼材は13.2%減の264万3,000トンだった。

1~10月の粗鋼生産高は3,138万9,000トンで、前年同期を6.9%下回った。高炉鋼は6.5%減の2,172万9,000トン、電炉鋼は7.8%減の966万トン。銑鉄は6.2%減の1,989万1,000トン、熱間圧延鋼材は6.5%減の2,765万4,000トンだった。

上部へスクロール