BMW―レベル4駐車システム開発でヴァレオと協業―

高級乗用車大手の独BMWは14日、仏自動車部品大手ヴァレオと戦略パートナーシップを結び、レベル4の自動駐車ソリューションを共同開発すると発表した。競合メルセデスはサプライヤー大手のボッシュと共同でレベル4対応の自動バレーパーキング(AVP)システムを実用化しており、追随する格好となる。

BMWとヴァレオは電気自動車(BEV)モデルの「iX」に2021年から搭載しているソフトウエアスタックをベースにAVPシステムを共同開発する。駐車のほか充電や洗車もシステムに委ねることができるようにし、利便性と付加価値を高める考えだ。

両社はすでに、BMWの次世代プラットホーム「ノイエ・クラッセ」向けにADAS(先進運転支援システム)ドメインコントローラーとセンサー、ソフトウエアを共同開発することで合意している。

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