BMW―独南部に電池工場新設―

高級乗用車大手のBMWは24日、東南ドイツのシュトラウビング・ボーゲン郡に車載電池工場を設置すると発表した。次世代高電圧電池を組み立てミュンヘン、ディンゴルフィング、レーゲンスブルクの完成車工場に供給する。

同郡のシュトラースキルヒェン村とイルバッハ村で105ヘクタールの土地を取得した。まずは60ヘクタールを使用する意向。来年の着工を予定している。残り45ヘクタールについては将来の生産能力拡大時に使用する意向だ。BMWはこれとは別に、36ヘクタールの用地を購入するオプション権も確保した。

操業開始時期は明らかにしていない。雇用規模は1,000人強で、その多くを既存の従業員の異動で確保する。新規採用も行う。

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