ダイムラー・トラック―子会社エボバスの社名変更―

商用車大手の独ダイムラー・トラックは22日、乗合バス子会社エボバスの社名をダイムラー・バシズに変更すると発表した。エボバスがダイムラー・トラックグループの一員であることを明確化するとともに、知名度の高い「ダイムラー」を社名に取り入れることで顧客や優れた人材を獲得しやすくする狙い。7月12日付で新社名に改める。

エボバスはダイムラー・ベンツ(現ダイムラー・トラック)が自社の乗り合いバス部門と買収したバスメーカー、ケスボーラー・ファールツォイクヴェルケを統合して1995年に設立した企業。ダイムラー・トラックと同じシュツットガルトに本社を置き、欧州13カ国で子会社を展開している。従業員数は約1万人。社名変更に合わせてサービスセンター名も「バスワールド・ホーム」から「ダイムラー・バシズ・サービスセンター」に改める。

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