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2012/7/25

経理の新情報

累進課税率に関して

この記事の要約

ドイツの所得税率は累進課税率を採用しています。年間所得が8,004ユーロまでは所得税非課税枠とされ、所得額8,005ユーロに対する所得税率14%から税率42%まで推移していきます。\ 課税所得額25万730ユーロまでは税 […]

ドイツの所得税率は累進課税率を採用しています。年間所得が8,004ユーロまでは所得税非課税枠とされ、所得額8,005ユーロに対する所得税率14%から税率42%まで推移していきます。

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課税所得額25万730ユーロまでは税率42%で課税されますが、それ以上の課税所得には45%の税率が適用されます。夫婦合算で申告する場合は課税所得額枠も倍になります。

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給与所得者の給与が単にインフレ率に伴って昇給する場合、昇給に伴う累進課税率も上がりますので、経済上、家計を反って圧迫することになる場合もあります。

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連邦議会ではこのような家計を圧迫するような累進化税率を廃止するため、2013年から基本非課税枠を8,130ユーロ、2014年以降8,354ユーロに押し上げ、税率も調整する方向で動いています。連邦政府も累進課税率を2年毎に見直すよう要請しています。今後どのように進展するか見守りたいと思います。

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