企業情報

シーメンス―産業IoTでアリババと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は9日、中国ネット販売最大手アリババのクラウドサービス子会社アリババクラウドと産業用モノのインターネット(IIoT)分野での協業に向けて覚書を交わした。同社のIIoTプラットホーム「マ […]

イエナオプティック―プロセスオートメーション企業を買収―

光学機器大手のイエナオプティックは10日、カナダのシステムオートメーション企業プロドマックス・オートメーションを完全買収すると発表した。プロドマックスの技術を活用することで3Dレーザー装置の新たな適用領域を開拓する考え。

ドイツポスト―電力会社向けEVを共同開発―

物流大手のドイツポスト(ボン)は6日、電気自動車(EV)製造子会社ストリート・スクーターが再生可能エネルギー大手イノジーの配電サービス子会社ヴェストネットと長期開発提携すると発表した。ヴェストネットのニーズに見合った車両

BMW―中国合弁の生産能力拡大へ、現地製EV輸出も―

自動車大手のBMW(ミュンヘン)は9日、中国提携先の華晨中国汽車(ブリリアンス)との間で現地合弁BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)の拡大に向けた枠組み契約を締結した。ベルリンで行われた調印式には中国の李克強首

オペル―R&D事業を部分売却か―

仏自動車大手PSAが独子会社オペル(リュッセルスハイム)の研究・開発(R&D)事業を部分売却するとの観測が浮上している。仏『ルモンド』紙が報じたもので、計4分野のR&D事業の売却に向けてすでに仏オルト

マックス・ベクル―近距離用リニア開発、中国にテスト路線―

独中堅建設会社マックス・ベクルが近距離用のリニアモーターカーを開発した。世界の大都市で需要を掘り起こせるとみており、中国にテスト用路線を設置する計画だ。シュテファン・ベクル社長への取材をもとに経済紙『ハンデルスブラット』

ティッセンクルップ―社長辞任、監査役と関係悪化か―

独複合企業ティッセンクルップ(エッセン)は5日、ハインリッヒ・ヒージンガー社長が辞意を申し出たと発表した。理由は明らかにしていないが、有力株主との対立や一部の監査役との関係悪化が背景にあるもようだ。監査役会は6日、当面は

ハドソンズ・ベイ―欧州事業合弁化でシグナと基本合意―

カナダ小売大手のハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)は6日、欧州事業を墺小売・不動産大手シグナ・ホールディングスとの合弁会社に移管することで基本合意したと発表した。市場では両社が合弁交渉を進めているとの観測が以前から出

ゼネラリ―独生保子会社を売却―

イタリアの保険最大手ゼネラリ(トリエステ)は5日、ドイツの生命保険子会社ゼネラリ・レーベンを売却すると発表した。大きな資本が必要となる生保事業を縮小する戦略に沿ったもので、株式89.9%を英投資会社シンベンと独ハノーバー

BASF―中国に100%傘下の工場建設へ―

化学大手の独BASFは9日、基礎化学品から川下までの幅広い製品を手がける総合生産施設(フェアブント拠点)を広東省に建設することで同省政府と基本合意した。同拠点は現地企業と合弁を組まず、BASFが100%子会社として運営す

大陽日酸―プラクスエアの欧州事業取得―

大陽日酸は5日、米工業ガス大手プラクスエアの欧州事業を部分取得する契約を締結したと発表した。プラクスエアは独同業リンデとの合併する計画。同計画を実現するためには独禁当局の承認を得る必要があり、欧州連合(EU)の欧州委員会

三井化学アグロ―バイエルにライセンス供与―

三井化学アグロは4日、動物薬分野で独バイエルとライセンス契約を締結したと発表した。バイエルの動物薬子会社バイエル・アニマル・ヘルス(BAH)は、三井化学アグロが保有する特許をベースに犬・猫・馬などのコンパニオンアニマル向

フォルクスワーゲン―カーシェア参入、車両はすべてEV―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は4日、主力ブランドVWが専用のプラットフォーム「WE」を利用したオンデマンドのモビリティサービスを立ち上げると発表した。まずはカーシェア分野でサービスを提供する。投

オスラム―業績予測引き下げ―

照明大手の独オスラム・ライト(ミュンヘン)は6月28日、2018年9月通期の業績見通しを引き下げた。同見通しの下方修正は4月に次いで2度目。自動車市場の弱含みと、移動通信機器・園芸分野の顧客のプロジェクト延期が原因として

イノジー―電動車用充電設備の米BTCパワーを買収―

再生可能エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は2日、電動車用充電設備を製造する米ブロードバンド・テルコム・パワー(BTCパワー)を買収すると発表した。北米市場でのプレゼンスを強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。

ティッセン―タタと鉄鋼合弁で本契約締結―

独複合企業ティッセンクルップと印タタ製鉄は6月30日、両社の欧州鉄鋼事業を合弁化することで最終合意したと発表した。欧州鉄鋼各社は過剰設備と低価格の中国製品流入を背景に業績不振が構造化していることから、両社は新会社で組織の

シーメンス―ワークプレイスアプリの新興企業買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6月26日、米国のIT新興企業ビルディング・ロボティクスを完全買収すると発表した。スマートビルディング分野のソリューションを拡充する狙い。買収金額は公表しないことで合意した。 ビルデ

島津製作所―独サービス会社を買収―

島津製作所は6月26日、ターボ分子ポンプのサービスを手がける独インフラセルフ・ヴァクームサービス(infraserv Vakuumservice=IVG)を完全買収すると発表した。欧州の販売・サービス体制を強化する狙い。

メルク―機能材料部門の業績改善へ―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は3日、ハイテク材料などを手がける機能性材料部門の業績改善計画を発表した。同部門の成長を長年けん引してきた液晶事業の不振を他の事業で相殺する考え。今後の市場ニーズを見据えた事業

エボニック―トルコで沈降シリカの生産能力拡大―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は6月29日、トルコ工場の沈降シリカ生産能力を引き上げると発表した。タイヤ業界を中心に拡大する需要を取り込むことが狙い。 イスタンブール近郊のアダパザルにある工場の沈降シリカ生産能力

エボニック―間接部門をスリム化、コスト2億ユーロ圧縮へ―

化学大手の独エボニック(エッセン)は6月27日、間接部門をスリム化することで従業員代表の事業所委員会、化学労組IG BCEと大筋合意したと発表した。世界最高の特殊化学メーカーになるという目標の実現に向けた措置で、管理・販

シュターダ―薬用シャンプーの権利取得―

独後発医薬品大手シュターダ(バート・フィルベル)は6月28日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)のベルギー子会社ヤンセン・ファーマシューティカから薬用シャンプー「ニゾラール(Nizoral)」の欧州・中

NTTデータ―独同業サイビットを買収―

NTTデータは6月29日、独子会社アイテリジェンスが同国のIT企業サイビット(Sybit)の発行済み株式60%を取得し買収すると発表した。欧州でSAPビジネスを拡大するとともに、グローバル企業へのサポート力を強化すること

シュヴァルツ・グルッペ―廃棄物処理大手を買収―

ディスカウントスーパーのリドルなどを傘下に持つ小売大手シュヴァルツ・グルッペが独廃棄物処理5位のテンスマイヤーを買収する。テンスマイヤーが3日、明らかにしたもので、シュヴァルツは廃棄物処理市場に本格参入することになる。

ADAC―自動車保険の合弁先をアリアンツに変更―

自動車ドライバーの会員制サポート組織である全ドイツ自動車クラブ(ADAC、ミュンヘン)は6月29日、保険大手チューリヒと共同運営する自動車保険の合弁会社ADACアウトフェアジッヒャルングからチューリヒが撤退すると発表した

BMW―中国CATLに電池セル発注―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)が中国のリチウムイオン電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)に電動車用電池セルを発注する。BMWのハラルド・クリューガー社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、取引規模は数十

フォルクスワーゲン―グループの部品事業を統合―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は2日、グループ全体の部品事業を統括する新部門を設立すると発表した。電気自動車(EV)の今後の普及で車の部品点数が減ることを見据えた措置。事業効率の引き上げと投資

フォルクスワーゲン―印市場戦略車を20年投入へ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)グループは2日、2019~21年の3年間にインド市場に10億ユーロを投資すると発表した。同国市場の開拓に向けた措置で、チェコ子会社のシュコダ自動車が中心となって戦

ZF―自動運転EV合弁が来年から量産へ―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは6月26日、独アーヘン工科大学(RWTH)のスタートアップ企業、イーゴー・モバイル(e.GO Mobile)と共同設立した合弁イーゴー・ムーブ(e.GO Moove)で自動

ダイアログ―米同業シナプティクス買収に向け交渉―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は19日、米同業シナプティクスの買収に向けて交渉と資産査定(デューデリジェンス)を行っていると発表した。市場の観測を追認した格好。買収によりモノのインターネット

アウディ―燃料電池で現代自と提携―

フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディ(インゴルシュタット)は20日、燃料電池の分野で現代自動車と提携合意したと発表した。燃料電池車を手頃な価格で販売できるようにするために、提携を通して開発を加速する。アウディ

ポルシェ―クロアチアのEVメーカーと戦略提携―

高級車大手の独ポルシェ(シュツットガルト)は19日、クロアチアの高級電気自動車(EV)スポーツカーメーカーのリマック・オートモビーリ(Rimac)と開発事業で提携すると発表した。リマックの発想や取り組みを高く評価し、電動

コンチネンタル―人工知能で研究機関と協業―

自動車部品大手のコンチネンタル(ハノーバー)は20日、独人工知能研究センター(DFKI)と協業合意したと発表した。同社内の事業プロセスと自動運転分野で人工知能(AI)を活用することが狙い。 DFKIのカイザースラオターン

クノールブレムゼ―今秋IPOか―

ブレーキ大手の独クノールブレムゼ(ミュンヘン)が新規株式公開(IPO)を実施する方向で準備を進めているもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じた。最終決定は下していないものの、市場環境などを踏まえて第3四半期

オンキョー―欧州販社を独社に部分売却―

オンキョーは22日、欧州販売子会社パイオニア・アンド・オンキョー・ヨーロッパ(POE)の事業の一部を独販売会社アキパ(Aqipa)に譲渡すると発表した。コスト削減と販路拡大が狙い。売却額は公表しないことで合意した。 オン

日立造船―独機械大手に電子線エミッタ供給―

日立造船は22日、独ボトリング機械大手クロネスの飲料無菌充填システム、「コンティピュア・アセプトブロックE」の電子線滅菌システムに同社製ノズル型電子線エミッタが採用されたと発表した。エミッタ12本を供給する。コンティピュ

住友化学―共同開発の殺菌剤をEUで農薬登録―

住友化学は22日、独化学大手BASF と共同開発中の新規殺菌剤「メチルテトラプロール」の農薬登録を欧州連合(EU)に申請したと発表した。メチルテトラプロールがコムギ葉枯病をはじめとする病害を幅広く防除できることを、共同開

メルク―医療分野でアリババと協業―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は20日、中国電子商取引大手アリババの医療サービス子会社アリババ・ヘルスと協業合意したと発表した。同国の患者向けに医療関連サービスを提供する。 アリババ・ヘルスのデジタル・プラ

Tシステムズ―従業員1万人削減へ―

ドイツテレコムの企業向けITサービス子会社Tシステムズ(フランクフルト)が大規模な人員整理に踏み切る。競争激化を背景に顧客の減少に歯止めがかからないためで、2020年末までに全世界の従業員3万7,000人のうち1万人を削

NTTデータ―独IT企業を買収―

NTTデータは26日、英子会社NTTデータEMEAを通じて、独IT企業ジーニアス・ディーエムエス(gen-ius dms)を完全買収することで合意したと発表した。自動車業界向け事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしてい

シティ―有価証券の欧州統括拠点をフランクフルトに設置―

金融大手の米シティは18日、顧客向け有価証券事業の欧州統括拠点を独フランクフルトに設置すると発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)後も他のEU加盟国の顧客に引き続きサービスを提供できるようにすることが狙い。

シーメンス―次世代高速鉄道開発、低コストなどが売り―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は13日、高速鉄道「ヴェラロ」の次世代モデル「ヴェラロ・ノボ」を9月の業界見本市イノトランス(ベルリン)で公開すると発表した。同モデルは長距離バス・航空会社との競争に苦しむ鉄道会社のニ

シーメンス―ロンドン地下鉄受注―

ロンドン交通局(TfL)は15日、地下鉄車両の調達に向けた入札で独シーメンスの現地子会社シーメンス・モビリティが落札したと発表した。同入札には日立と加ボンバルディアの合弁会社と仏アルストムも参加しており、競り勝った格好だ

BMW―上海にR&D拠点開設―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は15日、上海に研究開発(R&D)センターを開設した。中国市場向け製品・サービスを現地で手がける戦略に基づく措置。同社は昨年10月に瀋陽、今年5月にも北京にR&D拠点

フォルクスワーゲン―5月グループ販売6.1%増に―

自動車世界最大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した5月のグループ販売台数は前年同月比6.1%増の95万3,400台となり、これまでに引き続き拡大した。新モデル攻勢が奏功した格好で、北米を除くす

SUSPA―ベルギーの事業家が買収―

自動車部品などの製造を手がける独SUSPA(アルトドルフ)は13日、墺投資会社アンドリンガーが同社をベルギーの事業家パスカル・ファンハルスト氏に売却すると発表した。取引金額は非公開。独カルテル当局の審査を経て売却手続きが

シーメンス―大型ガスタービン事業の売却など検討か―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が発電所用大型ガスタービン事業を対象に戦略的なオプションを検討しているとの観測が浮上している。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として13日、報じたもので、売却や競合との事業統合などあら

日立ソリューションズ―独同業を買収―

日立ソリューションズは13日、英子会社日立ソリューションズヨーロッパが独IT企業インプレクシスを完全買収すると発表した。欧州事業を強化する考え。買収金額は明らかにしていない。 インプレクシスはマイクロソフトの業務用アプリ

BASF―排ガスリサイクル技術の新興企業に出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は13日、排ガスから有用物質を取り出す技術を手がける米国の新興企業ランザテックにベンチャー投資子会社BASFベンチャーキャピタルを通して出資すると発表した。出資比率と出資額

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