企業情報

エボテック―感染症治療薬開発でサノフィと提携―

医薬品開発の独エボテック(ハンブルク)は18日、感染症治療薬の開発で仏製薬大手サノフィと提携合意したと発表した。既存の医薬品が効かない多剤耐性菌が医療の大きな脅威となっていることから、既存の抗菌薬に耐性を持つ菌にも効果の […]

ロシュ―がん遺伝子検査子会社を完全傘下に―

スイス製薬大手ロシュ(バーゼル)は19日、がん遺伝子解析子会社の米ファンデーション・メディシン(FMI)の株式を買い増し完全傘下に収める計画を発表した。がんオーダーメイド医療事業を強化する狙い。 株式公開買い付け(TOB

ベーリンガー―スペイン工場売却へ―

独製薬2位のベーリンガー・インゲルハイムがスペインのマルグラッドにある工場を売却する考えだ。化学的に製造する医薬品の販売減少を受けた措置で、化学製剤工場を本社所在地の独インゲルハイムと伊フォルノーヴォの2カ所に集約する。

ルフトハンザ―ノルウェーLCC買収に意欲―

独ルフトハンザ航空(フランクフルト)がノルウェーの格安航空会社(LCC)ノルウェー・エアシャトルを買収する方向で動いている。ルフトハンザのカルステン・シュポール社長が『南ドイツ新聞』のインタビューで明らかにしたもので、す

ホーム24―IPO実施―

家具のネット通販を手がける独ホーム24(ベルリン)は15日、フランクフルト証券取引所で新規株式公開(IPO)を果たした。初値は公開価格(23ユーロ)を24%上回る28.5ユーロ。追加売出し分(グリーンシューオプション)も

EnBW―北米洋上風力発電市場に進出―

エネルギー大手の独EnBW(カールスルーエ)は11日、北米の洋上風力発電市場に参入すると発表した。再生可能エネルギー分野で欧州域外に進出する戦略に基づく措置。同社は2月にも台湾市場進出を明らかにしており、国際化の動きが加

ドイツポスト―国内郵便・小包部門にメス―

ドイツポスト(ボン)は8日、国内郵便・小包(PeP)部門の再編方針を発表した。郵便需要の減少と小包需要の拡大を背景に事業効率が悪化し利益が圧迫されているため。生産性の引き上げに向けた投資や人員整理を行うことから、同社は2

大陽日酸―リンデとプラクスエアの欧州事業買収か―

工業ガス大手の独リンデと米プラクスエアが合併に伴い放出する事業の一部を大陽日酸が取得するとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、大陽日酸は時価40億ドル強の欧州事業を巡る入札で最も有力な落札

CATL―独にセル工場建設も―

車載電池セルの有力メーカーである中国の寧徳時代新能源科技股(CATL)が独中部のテューリンゲン州に電池セル工場を設置する可能性が出てきた。同州のヴォルフガング・ティーフェンゼー経済相が明らかにしたもので、州政府は現在、誘

アカゾール―事業拡大に向けIPO―

リチウムイオン電池システム製造の独アカゾール(ダルムシュタット)は5日、新規株式公開(IPO)方針を発表した。車両の電動化などを背景に需要の急増が予想されるためで、市場資金を事業の拡大・強化に充てる。 IPOに向けて近日

ダイムラー―商用車部門で電動車ユニット創設―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は7日、商用車部門内に電動車事業を統括する新ユニット、Eモビリティ・グループ(EMG)を設立すると発表した。世界最大の商用車メーカーとしての地位を電動トラックの分野でも獲得する

ボッシュ―包装機械事業の売却検討か―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)が包装機械事業を対象に売却を含む戦略的なオプションを検討しているとの観測が浮上している。『フランクフルター・アルゲマイネ(FAZ)』紙が金融・機械業界の情報として8日、報じた

デュル―工場排ガス処理分野で買収―

機械大手の独デュル(ビーティヒハイム・ビッシンゲン)は6日、米同業バブコック・アンド・ウィルコックス(B&W)から工場排ガス処理事業を買収することで合意したと発表した。環境設備事業を強化する考え。デュルは売り上

シーメンス―一帯一路で中国企業と協業合意―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、北京で開催された一帯一路国際サミットで計10件以上の協業合意を中国のEPC(設計・調達・建設)事業者と締結した。一帯一路プロジェクトの対象地域で主に発電、ビル技術、インテリジェ

電通国際情報―フラウンホーファー協会と独に合弁―

電通国際情報サービス(ISID)は8日、独フラウンホーファー協会メカトロニクスデザイン技術研究所(IEM)と共同で合弁会社トゥーピラーズを独西部のパーダーボルンに設立したと発表した。モデルベースシステムズエンジニアリング

ダイムラー―ハンガリーに新工場、混流生産を初導入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は5日、ハンガリー中部のケチケメートで乗用車新工場の定礎式を行った。ケチケメートにはすでに完成車工場があり、同地の生産規模を拡大することになる。 10億ユーロを投じて工場を新設

ダイムラー―電動車の投入に遅れ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)で電動乗用車の市場投入が当初予定よりも後にずれ込むもようだ。経済紙『ハンデルスブラット』が社内情報として5日、報じたもので、技術的な問題と電池の供給不足が原因と説明している。同

ダイムラー―配車サービスのタクシファイに出資―

アプリを用いたタクシー配車サービスを手がけるエストニアの新興企業タクシファイは5月30日、投資家から総額1億7,500万ドルを調達したと発表した。『フィナンシャル・タイムズ』紙によると、自動車大手の独ダイムラーはそのうち

オペル―独従業員と合意、賃上げ凍結の見返りに雇用保障―

仏自動車大手PSAの独子会社オペルは5月29日、ドイツの従業員との間で枠組み協定を締結した。賃金引き上げを凍結する見返りとして国内工場の存続と雇用を保障するという内容。同国以外のオペルの拠点ではすでに労使合意が成立してい

ドイツポスト(物流)―配達EV子会社の第2工場開設―

ドイツポスト(ボン)の配達用電気自動車(EV)製造子会社であるストリート・スクーターの第2工場が5月30日、独西部のデューレンに開設された。年産能力は1万台。ストリート・スクーター全体の生産能力は2万台に倍増した。 スト

ボッシュ―自動運転の開発拠点をポルトガルに開設―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は5月30日、ポルトガル北西部のブラガで新技術センターの開所式を行った。式典にはドイツのメルケル首相とポルトガルのコスタ首相が参列した。 新センターでは自動運転用のセンサーと

ネッツ―同業コンカルディスと合併―

デンマークの決済サービス大手ネッツ(バレルプ)と独同業コンカルディスは4日、合併合意したと発表した。スマホ決済などデジタル化の進展を背景に欧州の決済業界では再編が活発化していることから、事業規模と地域、サービスの幅を拡大

JAB―ファーストフードの英プレタ・マンジェを買収―

ルクセンブルクに本社を置く独富豪ライマン家の投資会社JABホールディングは5月29日、ファーストフードチェーンの英プレタ・マンジェを買収すると発表した。JABは投資対象の重心を高級ブランドからコーヒーやファーストフードな

バイエル―モンサント買収手続き、7日完了の見通し―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は4日、米農業化学大手モンサントを買収する手続きが7日に完了する見通しを明らかにした。同買収の実現に必要な当局の承認をすべて確保したため。約2カ月後にはモンサントの統合を完了し

バイエル―製薬開発拠点を見直し―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が製薬開発拠点の見直しを進めている。経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』が同社の確認を得た情報として5月31日付で報じた。 広報担当者は技術革新を通した成長の確保と研究開発の効率改

バイエル―新たながん治療法開発で米がんセンターと協業―

製薬大手の独バイエル(レバークーゼン)は1日、新しいがん治療法の開発で米テキサス州立大学MDアンダーソンがんセンターと協業すると発表した。特定のがん治療薬分野で世界トップメーカーとなる戦略に基づく措置。協業期間は5年間。

シーメンス―電池新興企業ノースボルトと協業―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は25日、リチウムイオン電池工場の建設を計画するスウェーデンの新興企業ノースボルトとパートナーシップを締結すると発表した。事業の全過程をデジタル化する技術を提供するとともに、ノースボル

ゾンネン―石油大手シェルが出資、戦略協業へ―

一般世帯のソーラー発電を利用した仮想発電所を運営する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)は23日、石油大手の英シェルと既存の出資者から事業資金6,000万ユーロを調達したと発表した。事業の国際化に充てる考え。シェルとは戦略

BMW―中国電池工場を拡張―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は28日、中国の合弁会社BMWブリリアンス・オートモーティブ(BBA)が瀋陽大東区の車載リチウムイオン電池工場を拡張すると発表した。同電池工場は昨年10月に開設されたばかり。現地の電動車

BMW―ライプチヒ工場の生産能力を1.4倍に―

高級車大手のBMW(ミュンヘン)は24日、独ライプチヒ工場の近代化・拡張計画を発表した。2020年までに総額3億ユーロ強を投じ、生産能力を現在の約25万台から35万台へと40%拡大する。 近代化・拡張の対象となるのは塗装

ボッシュ―中国に新工場、車載娯楽システムなど生産―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は23日、南京南西の蕪湖市に新工場を開設したと発表した。車載情報娯楽(インフォテインメント)システム、ダッシュパネル、および車載エレクトロニクスと外部のサーバーをつなぐコネク

グラマー―中国の筆頭株主が買収の方向―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は29日、筆頭株主である中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社を買収する方向で交渉していることを明らかにした。市場の観測を追認した格好。交渉は進展した段階にあり、寧波

シーメンス―不動産向けIoTのエンライテッド買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、業務用不動産向けIoTシステムを手がける米スタートアップ企業エンライテッドを完全買収すると発表した。建造物のスマート管理分野でポートフォリオを拡充する考え。取引金額は公表しな

ドイツ鉄道―デマンドバスの運行を小都市で開始―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は24日、各乗客の要望に応じて運行するデマンドバスのサービスを西南ドイツの小都市ヴィトリッヒで開始した。公共交通機関の密度が低い地方部で需要があるとみており、他の自治体にも拡大していく考えだ。

テッヒェム―親会社が転売―

銀行大手の豪マッコーリーは25日、独検針サービス子会社テッヒェム(エッシュボーン)をスイスの投資会社パートナーズ・グループを中心とするコンソーシアムに完全売却すると発表した。テッヒェムはイスタと並ぶ独検針サービスの2大大

ドイツ銀行―7000人以上を削減、株式業務では25%―

ドイツ銀行(フランクフルト)は24日、フルタイム勤務の行員数を現在の9万7,000人強から「9万人を大幅に下回る水準」へと削減すると発表した。業績改善とコスト削減に向けた措置で、7,000人以上が整理されることになる。リ

スイス再保険―ソフトバンクの出資交渉打ち切りに―

再保険大手のスイス再保険(チューリヒ)は28日、ソフトバンクグループからの出資受け入れに向けて行ってきた交渉を両社の合意で打ち切ったと発表した。破談の理由は明らかにしていない。技術戦略の一環でソフトバンク系の企業との協業

ポストバンク―100店舗強を年内に閉鎖―

ドイツ銀行のリテール子会社ポストバンク(ボン)が100カ所以上の店舗を年内に閉鎖する。日曜版『ビルト』紙が報じ、ズザンネ・クレースベークラー取締役(個人顧客事業担当)が追認した。長期戦略の一環で、ドイツ銀リテール部門との

インフィニオン―パワー半導体の新生産施設を墺に建設―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は18日、電力を調整したり消費電力を抑制するパワー半導体の新生産施設をオーストリアのフィルラハ工場内に建設すると発表した。世界的に拡大している需要を取り込み、同分野で世界1位の地

ダイムラー―EQブランド車を仏工場で生産へ―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は18日、仏東部のハンバッハ工場で電動車ブランド「EQ」のコンパクトカーを生産すると発表した。電動車の種類と販売台数を増やす戦略に基づく措置。電動車の生産拠点は独ブレーメン、ラ

BMW―北京に開発センター開設―

自動車大手の独BMW(ミュンヘン)は16日、北京に開発センターを開設したと発表した。車両の電動化や自動運転化に向けた経営戦略「ナンバーワン・ネクスト」の一環として中国での開発能力を強化する。 床面積1万7,000平方メー

ヒア―自動運転向け地図でパイオニアなどとアライアンス―

デジタル地図大手の蘭ヒア・テクノロジーズ(アムステルダム)は22日、自動運転車向け道路地図の分野でパイオニア、中国の北京四維図新科技(ナブインフォ)、韓国のSKテレコムの3社と協業すると発表した。共同の地図を用いる「ワン

フォルクスワーゲン―4月販売は今年最高の10.2%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が18日発表した4月のグループ販売台数は前年同月比10.2%増の92万7,200台となり、今年最大の伸びを記録した。主要市場すべてで増加。南米とアジア太平洋では増

グラマー―米樹脂部品メーカーを買収―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は22日、熱可塑性樹脂部品製造の米トレド・モールディング・アンド・ダイ(TMD)を完全買収することで合意したと発表した。北米事業を強化する狙い。買収金額は2億7,100万ドル。第

ドイツテレコム―光通信網投資に本腰―

独電気通信最大手ドイツテレコム(ボン)のティム・ヘットゲス社長は17日の株主総会で、光通信網の構築に本腰を入れる考えを表明した。2025年までに光通信網を全国に普及させる方針を政府が打ち出したうえ、競合ボーダフォンが独ケ

シーメンス―ビルオートメーション分野で買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は17日、ビルオートメーションシステム(BAS)開発の米J2イノベーションズを完全買収すると発表した。デジタル分野のポートフォリオを増やし、IoTソリューションの幅を広げる考え。買収金

ランクセス―ブラジルにプレポリマーの新生産施設―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は17日、ブラジルのポルト・フェリース工場内にプレポリマーの新生産施設を建設すると発表した。プレポリマーの南米生産能力を拡大する考え。投資額は百万ユーロのケタ台。来年下半期の操業開始を予定

アイロム―iPS細胞技術を独社にライセンス供与―

アイロムグループは16日、完全子会社IDファーマが独バイオ企業エボテックにライセンスを供与することで合意したと発表した。IDファーマのiPS細胞作製技術を用いて新薬候補物質を探索する権利などをエボテックに認め、契約一時金

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