企業情報

GEA―食品加工機械メーカーを買収―

食品、化学などプロセス産業向けの機械を手がける独GEAグループ(デュッセルドルフ)は9月26日、伊同業パバン(Pavan)を欧州投資会社アルファ・グループから取得することで合意したと発表した。食品加工機械分野で製品の幅を […]

昭和電工―独社から取得の事業を部分譲渡―

昭和電工は9月28日、炭素製品大手の独SGLから黒鉛電極事業を取得する取引が関係各国・地域で当局の承認をすべて確保したと発表した。SGLの米国黒鉛電極事業を東海カーボンに譲渡することが承認条件となっている。 昭和電工は昨

バイエル―コベストロへの支配を解消―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は9月29日、同社から法的に分離した樹脂メーカー、コベストロ株6.9%を売却し出資比率を24.6%に引き下げたと発表した。同社はコベストロ株9.4%を同月中旬に売却し、出資比率

BASF―欧州の製紙分散剤拠点を統廃合―

化学大手の独BASFは9月27日、オーストリア東南部のピシェルスドルフにある製紙分散剤工場を英特殊化学大手シントマーの現地子会社に売却することで合意したと発表した。厳しい市場環境を踏まえた措置で、今後は欧州の製紙分散剤生

フォータム―独ユニパーにTOB―

フィンランドのエネルギー大手フォータム(エスポー)は9月26日、独同業ユニパーを対象に株式公開買い付け(TOB)を実施する計画を発表した。ユニパー株46.65%を持つ独エーオンはTOBに応じる方向で、TOBに応じるかの最

トリバゴ―AI活用のホテル検索企業を買収―

ホテル予約サービスの独トリバゴ(デュッセルドルフ)は9月26日、ホテル検索に人工知能(AI)を活用するスタートアップ企業トリプル(Tripl)を買収すると発表した。各ユーザーに最も適したホテルを短時間で提供できるようにす

シーメンス―鉄道部門を仏アルストムと統合―

電機大手のシーメンス(ミュンヘン)は9月26日、鉄道事業などからなるモビリティソリューション部門を仏鉄道車両・設備大手のアルストムと統合することで基本合意したと発表した。中国国営2社の合併で誕生した中国中車(CRRC)が

シーメンス―パキスタンでガス・蒸気タービン受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は2日、パキスタン東部のパンジャーブ州でガスタービンや蒸気タービンからなる発電設備を受注したと発表した。受注額は約2億ユーロ。発電分野で同社がパキスタンで獲得した受注では過去最大だ。

ファルタ―年内IPOへ―

小型電池の有力メーカーである独ファルタ(エルヴァンゲン)は9月27日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。ワイヤレスイヤホン向け電池の需要が急増していることから、公開益で生産能力を拡大する考え。新株およそ1億5,000

フォルクスワーゲン―排ガス不正問題で引当金積み増し―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は9月29日、7-9月期(第3四半期)の営業利益が大幅に押し下げられることを明らかにした。排気量2リットルのディーゼル車を対象とした排ガス不正問題の和解に伴う費用

ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。 ダイムラーは2月、「コ

ダイムラー―ライドシェアのフリンク買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月28日、ライドシェア(相乗り)仲介サービスの独フリンク(flinc)を完全買収すると発表した。モビリティーサービスの幅を拡充する考え。買収金額は明らかにしていない。 フリ

ドイツポスト―配達EV子会社の第2工場決定―

ドイツポスト(ボン)は9月27日、配達用電気自動車(EV)製造子会社ストリート・スクーターの第2工場を独西部のデューレンに開設することを明らかにした。需要増に対応する考えで、来年から新工場での生産を開始。年産台数を3万台

ヒア―中国3社が出資断念―

デジタル地図サービスの蘭ヒア(アムステルダム)は9月26日、中国のカーナビゲーション向け地図情報大手・四維図新(Navinfo)、ネットサービス大手・騰訊控股(Tencent)およびシンガポール政府投資公社(GIC)の3

ボッシュ―「つながる自転車」の新興企業を買収―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9月28日、電動アシスト自転車をIoT端末化する製品・サービスの新興企業コービ(COBI)を買収すると発表した。ボッシュは自動車と同様に自転車分野でも電動化、自動運転化、コ

ザルツギター―自動車鋼材の防錆処理ライン設置へ―

鉄鋼大手の独ザルツギターは9月29日、本社所在地ザルツギターの工場に鋼材防錆処理ラインを新設すると発表した。高性能製品分野に経営資源を絞り込む戦略(ザルツギターAG2021)に基づく措置で、主に自動車産業向けの高強度・超

ABB(電機)―GEから事業買収―

スイス電機大手ABB(チューリヒ)は25日、米同業ゼネラル・エレクトリック(GE)から産業ソリューション部門を26億ドルで取得することで合意したと発表した。高圧・低電圧機器やソーラーインバーター、電気自動車充電インフラを

SAP(ソフト)―顧客ID管理の米ギギャ買収―

ソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は25日、消費者ID管理・アクセス制御(CIMA)ソフト最大手の米ギギャを買収すると発表した。企業のマーケティングや新製品開発で大きな役割を果たす CIMA分野で主導権を握り、競合セー

ルフトハンザ(航空)―LCC子会社で機材61機を調達へ―

航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)は26日、格安航空(LCC)子会社ユーロウィングスで機材を最大61機、調達すると発表した。事業の拡大に向けた措置で、合わせて約10億ユーロを投資する。新規雇用3,000人を予定し

HUKコーブルク(保険)―料金比較サイトの利用打ち切り―

ドイツ最大の自動車保険会社HUKコーブルクは26日、保険料比較サイトの利用を9月末で打ち切ると発表した。仲介手数料が高いうえ、比較サイトに対する批判も強まっているためで、10月からは自社サイトと実店舗で料金情報を提供する

ティッセンクルップ―欧州鉄鋼事業をタタ製鉄と合弁化―

独複合企業ティッセンクルップと印タタ製鉄は20日、両社の欧州鉄鋼事業を合弁化することで基本合意したと発表した。欧州鉄鋼各社は過剰設備と低価格の中国製品流入を背景に業績不振が構造化していることから、両社は新会社で組織のスリ

BASF(化学)―表面加工のベンチャーに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は20日、投資子会社BASFベンチャー・キャピタルを通して表面加工技術の新興企業アプライド・ナノ・サーフェシズ・スウェーデン(ANS)に出資すると発表した。出資額と出資比率

シーメンス(電機)―鉄道事業をアルストムと統合も―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が鉄道事業を仏アルストムと統合する方向で交渉を開始した。ブルームバーグ通信やロイター通信が報じたもので、両社は22日、交渉の事実を追認した。 メディア報道によると、シーメンスはカナダの

インフィニオン(半導体)―英工場を売却―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は21日、英ウェールズのニューポートにある工場を現地同業が新設した合弁会社ネプチューン6に売却することで合意したと発表した。取引金額は非公開。月内の売却手続き完了を予定している。

ZF―中国IT大手と戦略協業、自動運転で―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは12日、中国IT大手の百度(バイドゥ)と戦略協業すると発表した。中国の自動運転向けにソリューションを共同開発する。百度とはZFの競合ボッシュとコンチネンタルが自動運転分野で

ボッシュ―モビリティ・ソリューションの売上7%増に―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は12日、自動運転やコネクテッドカー、電動パワートレインなど今後の自動車の重要な技術分野を統括するモビリティ・ソリューション部門の売上高が今年は前年比7%増の約470億ユーロ

三菱ふそう―世界初の量産電気トラック、日米欧で販売へ―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは14日、電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨークで公開した。世界初の量産トラックで、今年から米国、欧州、日本の特定の顧客向けに納入を開始。2019年からは一般顧客向けの生産にも乗り出

ダイムラー―急速充電の新興企業と戦略協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、イスラエルの新興企業ストアドット(StoreDot)と戦略協業合意したと発表した。ストアドットの急速充電技術「フラッシュバッテリー(FlashBattery)」をダイ

フォルクスワーゲン―8月のグループ販売8%増に―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が15日発表した8月のグループ販売台数は前年同月比8.0%増の82万台と大きく伸びた。すべての主要ブランドで増加。地域別では南米が大幅に拡大した。 南米の販売台数

オプテックス―駐在員事務所を独に開設―

オプテックスは13日、英国の欧州統括会社OPTEX(EUROPE)がドイツに駐在員事務所を10月1日付で開設すると発表した。ドイツ、スイス、オーストリアの3カ国で屋外用防犯センサーの販売を拡大することが狙い。営業活動を強

BASF―ソルベイのポリアミド事業買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ベルギー同業のソルベイからポリアミド事業を譲り受けることで合意したと発表した。一般樹脂よりも耐熱性や強度の高い工業用樹脂(エンジニアリングプラスチック)のポートフ

モルフォシス―悪性リンパ腫治療薬で治験結果良好―

独バイオ医薬品開発モルフォシス(プラネッグ)のジモン・モロナイ社長は『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に、開発中の悪性リンパ腫治療薬「MOR208」の治験結果が良好なことを明らかにした。当局の認可を取得できる可能性が極

シーメンス―中国を自律ロボットの中核研究開発拠点に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は14日、自律ロボットのグローバル研究開発事業を同社中国法人の主導で進めていくことを明らかにした。シーメンスの将来の成功に決定的に重要な分野で主導権を握る戦略の一環と説明している。同研

トルンプ―I4.0のデモ工場をシカゴに開設―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は12日、技術センター「トルンプ・スマート・ファクトリー」を米シカゴに開設したと発表した。米国市場の開拓を強化することが狙いで、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」の

バイエル―ピンポイント農薬散布技術開発でボッシュと協業―

農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、電子機器大手の独ボッシュと3年間の研究開発協業で合意したと発表した。農薬をピンポイントで雑草にのみ散布する「スマート・スプレーイング」技術を開発する。11月にハノーバー

シーメンス―自動運転列車を最大5.5億ユーロで受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が墺ウィーンの交通当局から完全自動運転列車を受注した。同当局が12日、明らかにしたもので、競合ボンバルディアに入札で競り勝った。 車両を納入するほか、保守点検も請け負う。受注総額は最大

インフィニオン―英社に出資、音声HMI事業強化へ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は7日、英同業エックスモス(XMOS)に戦略出資したと発表した。音声を利用した人間と機械の間の情報伝達(ヒューマンマシンインタフェース=HMI)分野で技術力を強化する狙い。エック

BMW―電気駆動車で攻勢、3シリーズのEVをIAAで公開―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は7日、2025年までに電気駆動車を計25モデル投入することを明らかにした。需要の急増が予想されるうえ、電気自動車(EV)メーカーの米テスラが量産モデルの投入を開始したことを踏まえた取り

ダイムラー―全モデルでEVないしHV投入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日の投資家説明会で、乗用車部門で電気駆動車を大幅に拡充する方針を明らかにした。競合BMWも同様の計画を7日に打ち出したばかり。ダイムラーは超小型車ブランド「スマート」を2

ダイムラー―個人間カーシェアの米トゥロに出資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、個人間(P2P)カーシェアリングの米最大手トゥロに資本参加したと発表した。モビリティーサービス事業を強化する考えで、自社のP2P事業「グルーブ」をトゥロに統合。トゥロは

コンチネンタル―駐車場アプリ企業を買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は12日、駐車場アプリのスタートアップ企業パークポケットを買収すると発表した。情報通信技術を活用したスマートな交通ソリューション事業を強化する狙い。買収金額など取引の詳細は明

BMTS―香港の投資会社が買収―

自動車部品大手の独ボッシュとマーレ7日、ターボチャージャー製造の合弁会社BMTS(ボッシュ・マーレ・ターボ・システムズ)を香港の投資会社、方源資本(FountainVest Partners)に売却することで合意したと発

リリウム―空飛ぶタクシー開発で9000万ドル調達―

電力で動く垂直離着陸(VTOL)機の開発を手がける独新興企業リリウムは5日、事業資金9,000万ドルを調達すると発表した。5人乗り製品の開発に当て、空飛ぶタクシーとしての実用化を目指す。 VTOLは垂直に離着陸する航空機

AGCO―「フェント」の電動トラクターを来年投入―

「フェント」ブランドの農機を手がける米AGCOの独子会社AGCO GmbH(マルクトオーバードルフ)が電動トラクターを来年、市場投入する。同子会社のペーターヨーゼフ・パッフェン社長が8日、明らかにしたもので、除雪車として

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