企業情報

エボニック―魚不使用のオメガ3脂肪酸、米中西部で量産へ―

化学大手の独エボニック(エッセン)は16日、魚の油に多く含まれているオメガ3脂肪酸のエイコサペンタエン酸(EPA)とドコサヘキサエン酸(DHA)を海藻から量産するための施設を米中部ネブラスカ州のブレアに建設すると発表した […]

バイエル―中国研究機関と協力、小麦の収穫量拡大目指し―

農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、上海生命科学研究院(SIBS)と2年間の協力契約を締結したと発表した。小麦の収穫量を引き上げることが目的で、相互の知見の交換や効率的な光合成モデルの作成を通して実現して

ネスレ―米菓子事業から撤退―

スイス食品大手ネスレ(ヴェヴェイ)は15日、成長が鈍化している米国の菓子事業について、撤退を検討していることを明らかにした。健康関連などの有望分野に経営資源を集中する戦略の一環。事業売却も視野に複数の「戦略オプション」を

ボッシュ―独に半導体工場、投資額10億ユーロに―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、同国東部のドレスデンに半導体工場を建設すると発表した。自動車とモノのインターネット(IoT)分野を中心に需要が拡大していることに対応する。投資額は約10億ユーロで、

ボッシュ―天津のスマートシティ計画に協力―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は20日、中国の天津市が計画するスマートシティ・プロジェクトに協力することで合意した。同分野でこれまでに培ったノウハウを提供していく。 スマートシティはモノのインターネット(

ドイツポスト―配達用EV生産でフォードと提携―

物流大手のドイツポスト(ボン)は14日、配達用電気自動車(EV)の製造子会社であるストリート・スクーターが米自動車大手フォードの欧州子会社フォード・ヴェルケと提携すると発表した。フォード「トランジット」のシャーシをベース

フォルクスワーゲン―5月のグループ販売3.1%増に―

自動車世界最大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が16日発表した5月のグループ販売台数は前年同月比3.1%増の89万8,700台となり、2カ月ぶりに1年前の水準を上回った。すべての主要地域で販売が拡大。主要

フォルクスワーゲン―露GAZにエンジン供給―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は16日、ロシアの提携先GAZに軽商用車用エンジンを供給することで合意したと発表した。VWではエンジン車の生産が今後、減少する見通しであることから、グループ外企業へ

ダイムラー―ポーランドでエンジン工場定礎式―

自動車大手の独ダイムラーは19日、ポーランド西南部のヤボルで乗用車用エンジン工場の定礎式を行った。グローバル成長戦略の一環。東欧での生産能力を拡大することでパワートレイン(エンジン、クラッチ、変速機などの動力伝達装置)生

パーキンエルマー―独診断機器メーカーを買収―

医療・分析機器大手の米パーキンエルマーは19日、診断機器製造の独オイロイムーン(EUROIMMUN)を買収することで合意したと発表した。自己免疫疾患・アレルギー診断分野で競争力を高めるとともに、中国などの新興国事業を強化

フィリップモリス―ドレスデンに新工場―

たばこ大手の米フィリップモリスは19日、ドイツ東部のドレスデンに工場を建設すると発表した。ドレスデンではすでに「f6」ブランドのたばこを製造しており、同地2カ所目の生産拠点となる。 3億2,000万ドル(約2億9,000

ルフトハンザ―A380の駐機空港をミュンヘンに一部変更―

独航空最大手のルフトハンザ(フランクフルト)は14日、2018年夏シーズンから超大型機「A380」を利用したミュンヘン空港発着便を3路線(ロスアンゼルス、北京、香港線)、開設すると発表した。同社はA380を14機保有。こ

ポルシェSE―運輸ソフト会社を買収―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェSE(シュツットガルト)は7日、公共交通・物流事業者向けソフトウエアを開発する独PTVプラヌング・トランスポート・フェアケーアを買収すると発表した。VWへの出資と

シュテアグ―熱電併給子会社株を部分放出―

ドイツの発電事業者であるシュテアグ(エッセン)が熱電併給子会社シュテアグ・フェルンヴェルメの株式を部分放出する。地方紙『ライニッシェ・ポスト』が報じ、同社が追認したもので、同子会社株49%を年末までに売却。財務の改善に充

日置電機―独に子会社設立―

日置電機は7日、ドイツに子会社を設立すると発表した。事業のグローバル化に向けた取り組みの一環で、欧州、独立国家共同体(CIS)、中東、アフリカ地域で自社製品の販売、顧客サポート、マーケティング、アフターサービスを展開して

ボッシュ―スマート農業ソリューションを日本で開発―

独電機・ソフト大手ボッシュの日本法人は8日、スマート農業向けソリューションを開発したと発表した。トマトのハウス栽培の病害予防を目的とするもので、日本の農家の協力を受けて開発した。今月から日本で受注を開始。今後は対象をいち

ミーレ―医療機器メーカーを買収―

白物家電大手の独ミーレ(ギュータースロー)は9日、イタリアの医療機器メーカー、ステールコ(Steelco)の過半数資本を取得し子会社化すると発表した。当該事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。買収手続きの完了

住友化学―殺菌剤開発でBASFと協力―

住友化学は13日、農業用殺菌剤の開発で化学大手の独BASFと協力合意したと発表した。住友化学が発明した化合物を両社で開発。それぞれで独自に製剤化し、市場投入する。 共同開発する化合物は主要な病害に高い効果を持つほか、既存

バイエル―コベストロ株売却、出資比率50%未満に―

製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)6日夜、法的に分離した素材子会社コベストロの株式1,725万株を機関投資家に売却し出資比率を従来の53.3%から44.8%へと引き下げた。今後も連結対象とするものの、中期的には

J&J―アクテリオン買収を欧州委が条件付きで承認―

欧州連合(EU)の欧州委員会は9日、米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)がスイスのバイオ医薬品大手アクテリオン・ファーマシューティカルズを買収する計画を承認したと発表した。両社の事業が重複する不眠

ディア―独建機大手ヴィルトゲンを買収―

農業・建設機械大手の米ディア・アンド・カンパニーは1日、独建機大手ヴィルトゲンをオーナー一族から買収することで合意したと発表した。顧客基盤などを拡大するとともに、規模の効果を引き出していく考え。現金46億ユーロで譲り受け

シーメンス―産業IoT分野で印TCSと提携―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は6日、産業用IoT(モノのインターネット)分野でITサービス大手の印タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と提携すると発表した。シーメンスの産業用オープンIoTオペレーションシ

BASF―中国合弁でプロピオン酸の生産能力拡大―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は1日、中国石油化工との合弁会社BASF-YPCでプロピオン酸の生産能力を拡大すると発表した。中国やインドなどアジア諸国で穀物飼料保存剤としての需要が拡大しているためで、南

メルク―がん免疫療分野で英バイオ企業と提携強化―

製薬大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、がん免疫治療法の分野で英国のバイオ企業Fスター(F-star)との提携を強化すると発表した。がん免疫治療薬の開発パイプラインを拡充し、同分野で主導的な立場を獲得する考えだ。

シュターダ―大型買収を視野に―

後発医薬品大手の独シュターダ(バート・フィルベル)が大型買収を検討している。同社は今夏中にも投資会社の傘下に入り潤沢な買収資金を調達できる見通しとなったためだ。マティアス・ヴィーデンフェルス社長が日曜版『ヴェルト』紙に明

デリバリー・ヒーロー―IPOで事業拡大調達へ―

出前注文仲介サイトを運営するドイツのスタートアップ企業、デリバリー・ヒーロー(ベルリン)は6日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。公開益で買収などを進め、市場最大手としての地位を一段と強化する考え。フランクフルト証券

JTB―欧州インバウンドオペレーターを買収―

JTBは5月30日、欧州のインバウンドオペレーター大手でアジア市場に強い顧客基盤を持つクオニ・グローバル・トラベル・サービス(クオニGTS)を買収することで合意したと発表した。アジア発欧州行きのインバウンド事業を強化する

リンデ―プラクスエアと合併を監査役会が承認―

工業ガス大手の独リンデ(ミュンヘン)は1日の監査役会で、米同業プラクスエアとの合併計画を承認した。被用者代表の役員は、合併が実現すると独・欧州で大規模な人員削減が行われる恐れがあるとして反対の姿勢を示していたが、経営側の

リックマース―経営破たん―

独海運大手のリックマースは1日、地元ハンブルクの区裁判所に民事再生手続きの適用を申請した。主要な融資銀行であるHSHノルトバンクが経営再建計画への支持を拒否したためで、今後は自己管理型の経営再建を目指す。 リックマースは

リンデ―露社からナフサクラッカー受注―

工業ガス・プラント大手の独リンデ(ミュンヘン)は2日、露持ち株会社TAIF傘下の石油化学大手ニジネカムスクネフチェヒム(NKNK)からナフサクラッカーを1基、受注したと発表した。タタールスタン共和国のニジネカムスクに同プ

ダイムラー―新エネ車分野で北京汽車との提携強化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は1日ベルリンで、中国同業・北京汽車(BAIC)との戦略提携深化に向けた枠組み契約を締結した。電気自動車(EV)をはじめとする「新エネルギー自動車(NEV)」の分野で協力関係を

コンチネンタル―中国2社と戦略提携―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は5月31日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)および、電気自動車(EV)の有力スタートアップ企業NIOとそれぞれ戦略提携合意した。競合ボッシュや自動車大手アウディなど

ボッシュ―百度との提携強化―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は1日ベルリンで、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)との提携強化契約に調印した。自動運転、コネクテッドカーの分野で協力関係を拡大する。調印式にはドイツのメルケル首相と中

BMW―本社工場に塗装施設を開設―

高級車大手の独BMWは5月31日、ミュンヘン本社工場で新しい塗装施設の開所式を行った。BMWは同工場の近代化・拡張に取り組んでおり、今後は組立・車体生産施設を拡張するほか、新たにハイラック倉庫を建設する。投資総額は約7億

富士通―I4.0コンピテンスセンターをミュンヘンに開設―

富士通は23日、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」のコンピテンスセンターを独南部のミュンヘンに開設すると発表した。産業用モノのインターネット(IIoT)とそれに関連するサービス、および製造事業者である同社独

DMG MORI―3Dプリンター事業を強化―

DMG森精機の独子会社DMG MORI(旧ギルデマイスター、ビーレフェルト)が金属3Dプリンター事業を強化している。これまで工作機械で作られてきた部品が3Dブリンターでも製造できるようになるなど3Dプリンターの用途が拡大

アイクストロン―米国事業を部分売却―

半導体製造装置の有力メーカーである独アイクストロンSE(ヘルツォーゲンラート)は25日、米子会社(アイクストロンInc)がメモリーチップ製造装置事業を韓国同業ユージーン・テクノロジーズ(Eugene Technology

ドイツ鉄道―中国市場開拓に本腰―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)が中国市場の開拓を本格化する。足元の独・欧州では事業拡大の余地が小さいのに対し、中国では需要を取り込める余地が大きく、利益の向上につながるとみているためだ。ロナルド・ポファラ取締役(インフラ担

デリバリー・ヒーロー―今夏にIPOか―

出前注文サイトを運営するドイツのスタートアップ企業、デリバリー・ヒーロー(ベルリン)が新規株式公開(IPO)の準備を進めているとの観測が浮上している。ロイター通信が消息筋の情報として報じたもので、金融市場が安定していれば

ドン・エナジー―石油開発部門を売却―

洋上風力発電で世界最大手のドン・エナジー(デンマーク、フレゼリシア)は24日、石油・ガス開発部門をスイス化学大手のイネオスに売却することで合意したと発表した。再生可能エネルギー事業に特化する戦略に沿ったもので、売却額は1

フォルクル―投資会社の傘下に―

消費財大手の米ニューウェル・ブランズは26日、スキー用品事業を米投資会社コールバーグ・アンド・カンパニーに売却すると発表した。これに伴いスキー板製造の独フォルクルは同投資会社の傘下に入ることになる。 フォルクルは1884

ボッシュ―自動運転用カメラ技術をソニーと共同開発へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は29日、自動運転・ドライバー支援システム用のカメラ技術をソニーセミコンダクタソリューションズと共同開発すると発表した。光の強度が急速に変化するなど難しい状況下でも車両の周辺

コンチネンタル―コネクテッドカーでドコモと共同研究―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)はこのほど、同社の日本法人とNTTドコモが第5世代移動通信方式(5G)をはじめとするセルラーV2X技術を共同研究・開発することで合意した発表した。2020年以降の自動運転車両

マーレ―スペインに車載電子部品のコンピテンスセンター―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は24日、車載電子部品の開発・製造を手がけるスペイン企業ナガレス(Nagares)の買収手続きが完了したと発表するとともに、バレンシアにあるナガレスの開発拠点を電子部品分野のグ

メルク―1-3月期2ケタ増益に―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)が18日発表した2017年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は前年同期比14.5%増の12億4,000万ユーロへと拡大した。糖尿病治療薬分野

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