ヘンケル―為替差損で1-3月期売上が目減り―
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が19日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比0.6%増の44億5,600万ユーロと小幅な伸びにとどまった。為替差損で伸び率が3.4ポイント押し下げられ […]
化学大手の独ヘンケル(デュッセルドルフ)が19日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比0.6%増の44億5,600万ユーロと小幅な伸びにとどまった。為替差損で伸び率が3.4ポイント押し下げられ […]
クラウドサービス大手の米ドロップボックスは23日、独北部のハンブルクに事業拠点を開設した。ロンドン、パリ、アムステルダムに続く欧州4カ所目の拠点で、ドイツ、スイス、オーストリア3カ国向けの事業を統括する。 同3カ国のユー
中国家電大手の美的集団は18日、独ロボット・自動化機器大手クーカに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。クーカの技術を用いて生産効率を引き上げ、人件費を圧縮することなどが狙い。クーカの中国事業拡大戦略を支援でき
半導体製造装置メーカーの独アイクストロンは23日、中国の投資会社・福建芯片投資基金(FGC)が同社に対する株式公開買い付け(TOB)を計画していると発表した。アイクストロンの取締役会と監査役会は同計画を支持しており、TO
チェーンソー大手の独シュティール(ヴァイプリンゲン)は20日、中国の電池・電気製品メーカー常州格力博有限公司(グローブ・ツールズ)に資本参加すると発表した。部品調達、開発、生産分野でシナジー効果を引き出すとともに、製品の
航空宇宙分野の有力メーカーである独OHB(ブレーメン)は23日、ベンチャー投資子会社OHBベンチャー・キャピタルを設立したと発表した。将来性の高い技術を持つ企業を支援。衛星などを低コストで生産できるようにする。新会社は基
企業向けソフト大手の独SAP(ヴァルドルフ)は18日、オンデマンド3Dプリント事業で物流大手の米UPSと提携すると発表した。3Dプリンターを用いたUPSの積層造形サービスおよび配達網と、SAPのサプライチェーン管理ソリュ
特殊機械製造の独マンツ(ロイトリンゲン)が12日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比19.5%増の6,450万ユーロと大幅に拡大した。電池製造装置部門が69.1%増の2,790万ユーロと特に
印刷機械大手の独ハイデルベルガー・ドルックマシーネンが10日発表した2016年3月期決算の税引き後損益は2,800万ユーロの黒字となり、前期の赤字(7,200万ユーロ)から大幅に改善した。黒字計上は2期ぶり。ゲロルド・リ
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)が13日発表した4月のグループ新車販売台数は前年同月比横ばいの85万3,300台だった。主力のVWブランド乗用車が減少して足を強く引っ張った格好。その他の主要ブラ
電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は16日、照明部門フィリップス・ライティングが実施する新規株式公開(IPO)の仮条件を発表した。発行済み株式の25%を売り出し、最大8億4,400万ユーロの調達を目指す。 フィリ
墺建設大手のポル(ウィーン)が独同業ビルフィンガーの建築事業買収に意欲を示している。ポルのカールハインツ・シュトラウス社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにしたもので、将来性の高いドイツ事業を強化する考えだ
海運大手の独ハパックロイド(ハンブルク)は13日、コンテナ船の運用で日韓台の計5社と提携合意したと発表した。アジア~欧州・地中海航路、アジア~北米西岸・東岸航路、大西洋航路、アジア~中東航路といった東西航路で新たに「ザ・
ハンブルク港運営会社HHLAは12日の決算発表で、2016年1-3月期(第1四半期)のコンテナ取扱量が前期比5.1%増の161万2,000TEU(20フィートコンテナ換算)に拡大し、これまでの減少に歯止めがかかったと発表
スペイン電気通信大手テレフォニカの独法人テレフォニカ・ジャーマニー(ミュンヘン)は12日、モバイルバンキングサービスを今夏から開始すると発表した。移動通信サービス部門O2の顧客向けに幅広い金融サービスを提供していく。ドイ
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)は投資銀行分野の法人顧客数を約半分に削減するもようだ。消息筋の情報として『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が報じたもので、2019年末までに3万社以上との契約を解除するという。同
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は10日、台湾子会社の安聯人寿保険(Allianz Taiwan Life Insurance)が保有する生保契約およそ8万件を台湾人寿保険(Taiwan Life Insurance
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が11日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益は前年同期比3.5%減の27億5,600万ユーロに後退した。生命・医療保険と資産管理部門が足かせとなった格好で、損害保険
製薬・化学大手の独バイエル(レバークーゼン)が米農業化学大手モンサントの買収を検討しているとの観測が浮上している。モンサントに対しては独化学大手BASFも関心を示しているとの情報があり、農業化学業界の再編は一段と加速しそ
化学大手の独ランクセス(ケルン)は11日の決算発表で、2016年12月期の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)見通しを引き上げた。年初から好業績が続いているためで、従来予測の8億8,000万~9億3,000万ユーロか
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は17日、医療機器部門シーメンス・ヘルスケアががん診断の新興企業である独NEOニュー・オンコロジーを3月末に買収したと発表した。診断分野のポートフォリオを拡充する狙い。買収金額は明らか
フィンランドのクレーン大手コネクレーンズ(ヒュビンカー)は16日、米機械大手テレックスから産業・港湾用クレーン子会社テレックス・マテリアル・ハンドリング・アンド・ポート・ソリューション(テレックスMHPS)を買収すること
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が4日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の産業部門の営業利益は21億1,500万ユーロとなり、前年同期比で28%増加した。コスト削減が奏功。火力発電設備などを手がけるパワー
石油メジャーの仏トタル(クールブヴォア)は9日、電池製造の仏サフトを買収することで合意したと発表した。トタルは再生可能エネルギー事業を強化しており、その普及拡大に欠かせない蓄電池事業を強化する考えだ。 株式公開買い付け(
産業用ロボット大手のクーカ(アウグスブルク)が4日発表した2016年1-3月期決算の売上高は前年同期比12.6%減の6億2,910万ユーロと大きく落ち込んだ。子会社HLSエンジニアリング・グループの売却のほか、顧客企業が
化学大手の独エボニック(エッセン)は6日、米同業エアー・プロダクツの特殊添加剤事業を38億ドル(約35億ユーロ)で買収すると発表した。飼料事業への依存度を引き下げるとともに、製品の幅と事業地域を拡充し、安定的に利益を確保
特殊化学大手の独エボニック(エッセン)が4日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBITDA、調整済み)は前年同期比13%減の5億6,500万ユーロと大きく落ち込んだ。主力製品である飼料添加剤の価格
化学大手の独バイヤスドルフ(ハンブルク)は4日、接着剤部門テサの業績見通しを引き下げた。アジアで電気製品向けの需要が低迷しているためで、2016年12月期の売上高を従来の「2~4%増」から「微増」に下方修正。売上高営業利
人工透析大手の独フレゼニウス・メディカル・ケア(バート・ホンブルク)が3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の純利益は前期比8.8%増の2億2,800万ドルに拡大した。過去3年間は主力市場・米国の医療改革が響
スポーツ用品大手の独アディダス(ヘアツォーゲンアウラハ)は4日、ゴルフ事業の部分売却方針を明らかにした。同事業は業績不振で改善のめども立たないためで、買収に関心を示す投資家との交渉に入る。今後はゴルフ分野の経営資源を「ア
セメント大手の独ハイデルベルクセメントは4日、2016年12月期の利益見通しを引き上げた。第1四半期(1~3月)の業績が好調だったためで、これまで「緩やかに増加する」としていた営業利益と純利益を「1ケタ台後半から2ケタ台
鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップ(エッセン)は10日の決算発表で、2016年9月通期の営業利益(EBIT、調整済み)予測を引き下げた。鉄鋼価格の大幅下落を受けた措置で、従来予測の「16億~19億ユーロ」から「14億ユ
国有企業ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は5日の臨時監査役会で、バス・鉄道子会社アライバと物流子会社シェンカーの新規株式公開(IPO)に向けた計画作成を取締役会に委任することを決定した。同社では財務の悪化が懸念されており、I
航空機大手の米ボーイングはこのほど、ドイツ南部のミュンヘンに研究・技術オフィスを開設すると発表した。次世代航空機素材と生産オートメーションの分野に焦点を合わせており、製造プロセスの改善やコスト削減につなげる考えだ。競合の
再保険世界最大手の独ミュンヘン再保険は10日の決算発表で、2016年12月期の純利益を従来予想の「23億~28億ユーロ」から「23億ユーロ」へと引き下げた。年初に株式市場が急落するなど資金運用環境が悪化したほか、業績不振
自動車大手のダイムラーは4日、ポーランドに乗用車用エンジン工場を建設する計画だと発表した。グローバル成長戦略の一環。東欧での生産能力を拡大することでパワートレイン(エンジン、クラッチ、変速機などの動力伝達装置)生産ネット
自動車部品・産業機器大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9日、イランの首都テヘランに事業拠点を開設すると発表した。欧米の対イラン制裁解除を受けて同国経済の急速な拡大が見込まれることから、同市場に再参入する。すべての事業
武蔵精密工業は9日、自動車部品製造の独ハイ・グループを米投資会社ゴアズ・グループから完全買収することで合意したと発表した。製品の幅を広げるとともに、これまで手薄だった欧州事業を強化。グローバルな事業体制を構築する。 ハイ
機械大手の独フォイト(ハイデンハイム・アン・デア・ブレンツ)は9日、産業サービス事業を独投資会社トリトンに売却することで合意したと発表した。インダストリー4.0の時代に見合った事業体制を整える戦略の一環。他の事業と事業モ
三菱重工業は4月28日、デンマーク企業ヴェスタスと折半出資で運営する洋上風力発電設備合弁会社、MHIヴェスタス・オフショア・ウインドへの出資比率を維持すると発表した。同合弁に対する支援体制を検討した結果、急成長している洋
電機大手の蘭フィリップス(アムステルダム)は3日、照明部門の新規株式公開(IPO)方針を決定したと発表した。まずは最低25%をアムステルダム市場で売り出し、数年単位の時間をかけて同部門から資本を全面的に引き上げていく。同
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が3日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の営業利益(調整済み)は前年同期比15%増の2億2,800万ユーロに拡大した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、全体
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は4月27日、自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の排ガス不正問題に絡んで引当金を計上したことを明らかにした。VWは排ガスの不正制御に用いたソフトウエアをボッシュから調達して
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は2日、電気自動車(EV)「i3」の新モデルを今夏に市場投入すると発表した。航続距離は現行モデル(190キロメートル)の約1.6倍の300キロに拡大しており、同社はこれをてこに需要を掘り
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業利益(EBIT)は前年同期比2.5%減の24億5,700万ユーロに後退した。為替差損と販管費増加のほか、競争激化を受けて販売価格
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)が4月29日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の売上高は前年同期比29%減の142億800万ユーロと大幅に落ち込んだ。天然ガス販売・貯蔵事業の売却と石油価格の急
化学品卸の世界最大手である独ブレンタグ(ミュールハイム・アン・デア・ルール)は4月29日、韓国同業のファニー・コーポレーション(Whanee Corporation)を買収することで合意したと発表した。現地事業を強化する
旅行大手の独トゥイ(ハノーバー)は4月28日、旅行会社向けホテル予約サイトを運営する子会社ホテルベッズ・グループを英投資会社シンベン・キャピタル・マネジメントとカナダ公的年金投資委員会(CPPIB)の合弁会社GNVAに売
航空大手の独ルフトハンザ(フランクフルト)が3日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の営業損益(EBIT、調整済み)は5,300万ユーロの赤字となったものの、赤字幅は前年同期の1億6,700万ユーロから68.3
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が4月28日発表した2016年1-3月期(第1四半期)決算の純損益は2億3,600万ユーロの黒字となり、3四半期ぶりに赤字から脱却した。これまで利益を強く押し下げてきた法務リスクの