BASFがインドの稲用農薬市場に参入

化学大手の独BASFは24日、インドで稲用農薬の販売を開始すると発表した。コメは同国の主食で生産高が年1億トンを超えることから、大きな売り上げを期待できるとみて参入を決めた。BASFはインドですでに大豆、トウモロコシ、綿、小麦、野菜、果物用の農薬を販売している。

稲用農薬として殺菌剤「セルティマ」「アデグザール」、除草剤「バサグラン」を販売する。殺虫剤も投入する考えだ。

BASFはインドで農薬専門家およそ200人を雇用し、プレゼンスの強化に努めている。2015年には同国西部のプネーに研究拠点を開設した。

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