コンチネンタルがリトアニアに工場、車載電子機器製造へ

自動車部品大手の独コンチネンタルは30日、リトアニアのカウナスに車載電子部品工場を建設すると発表した。欧州需要の拡大に対応する狙い。同社がリトアニアに生産施設を設けるのは初めて。

5年間で総額9,500万ユーロを投資し、工場を建設する。最初の施設は2018年半ばに着工。19年半ばから操業を開始する。最終的に約1,000人を雇用する。カウナスはインフラが整備され質の高い就労者も多いことから、白羽の矢を立てた。

同工場ではドア・シート制御装置、ゲートウェイ、ウィンドウをボタン1つで暗くすることができる「インテリジェント・ガラス・コントロール・ユニット」、先行車の動向に対応して車速を制御するアダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、緊急時にブレーキ操作を支援するエマージェンシー・ブレーキ・アシスト(EBA)などを生産する。

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