BMWがチェコに性能試験場建設へ

自動車大手の独BMWは15日、チェコ西部のソコロフに性能試験場(PG)を建設すると発表した。同社初の東欧開発拠点で、電気駆動車やコネクテッドカー、自動運転車のテストを実施する。

1億ユーロのケタ台の資金を投じて面積500ヘクタールのPGを2021年頃に開設する。雇用規模は数百人。ソコロフは炭鉱の町で経済は斜陽傾向にあるものの、独ミュンヘンにあるBMWの研究開発センター(FIZ)から車で2時間半と近いことから白羽の矢を立てた。

同社は現在、ミュンヘンと仏ミラマ、スウェーデンのアリエプローグにPGを持つ。近年は車両の電動化、デジタル化、自動運転化を背景にテストの必要量が大きく増えPGのキャパシティが不足していることから、新たなPGを設置することにした。

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