照明大手オスラムが業績予測引き下げ

照明大手の独オスラムは28日、2018年9月通期の業績見通しを引き下げた。同見通しの下方修正は4月に次いで2度目。自動車市場の弱含みと、移動通信機器・園芸分野の顧客のプロジェクト延期が原因としている。同社は業績改善に向けて収益力強化策の強化方針を打ち出した。間接費や調達費の圧縮のほか、研究開発効率の改善に取り組む考えだ。

売上成長率を従来予測の「3〜5%」から「1〜3%」へと下方修正。営業利益(EBITDA、調整済み)も約6億4,000万ユーロから「5億7,000万〜6億ユーロ」へと引き下げた。当初は売上成長率で「5.5〜7.5%」、営業利益で約7億ユーロを見込んでいた。

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