化学大手エボニックが利益見通し引き上げ

特殊化学大手の独エボニックは17日、2018年12月期の利益見通しを上方修正した。第2四半期の業績が好調だったためで、営業利益(EBITDA、調整済み)を従来予測の「24億〜26億ユーロ」から「26億〜26億5,000万ユーロ」へと引き上げた。

第2四半期(4〜6月)の営業利益(同)は7億4,200万ユーロ(暫定値)で、前年同期を16%上回った。3部門すべてで増益を確保。売上高は7%増の39億ユーロ(同)で、売上高営業利益率は約1.5ポイント増の19.2%へと上昇した。

アナリストは同社の第2四半期の営業利益を平均6億9,100万ユーロと予想していた。実際の数値がこれを大幅に上回ったことから、経営陣は適時開示義務に基づいて今回の発表を行った。

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