ATMの米ディボールド・ニックスドルフが独子会社の上場廃止へ

ATMとPOSシステムの大手メーカーである米ディボールド・ニックスドルフは7日、同名の独子会社の上場廃止方針を明らかにした。コスト削減と組織の簡素化が狙い。株主総会で承認を得て、スクイズアウト(少数株主からの株式の強制的な買い上げ)と上場廃止を来年中に実施する。

同社はATM・POS世界2位の米ディボールドと同3位の独ウィンコール・ニックスドルフが2年前に合併して設立された。独子会社株をすでに94%保有している。ドイツでは90%以上の株式を保持していれば、スクイズアウトを実施できることから、この権利を行使する。

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