ダイムラーがポーランドに車載電池工場

自動車大手の独ダイムラーは22日、ポーランド南西部のヤボルに乗用車用電池の生産施設を建設すると発表した。同社は2022年までにすべてのモデルで電動車を市場投入することを計画しているため、電池の世界生産体制を構築中。すでにドイツ、中国、米国、タイで電池を製造することを決定しており、ポーランドの電池工場は9カ所目となる。

ヤボルはドイツの国境からおよそ100キロの都市で、ダイムラーは現在、エンジン車とハイブリッド車に搭載する4気筒エンジンの工場を建設している。従業員1,000人強を雇用し、エンジン生産を年内に開始する予定。

ヤボル工場の電池生産施設は2021年の操業開始を見込んでいる。同生産施設の雇用規模は約300人となる見通し。

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