「マツダ3」が独デザイン大賞受賞

マツダは8日、新型「マツダ3(アクセラ)」が世界で最も権威のあるデザイン賞のひとつである独「レッド・ドット賞:プロダクトデザインにおけるベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞したと発表した。同賞はレッド・ドット賞のプロダクトデザイン部門における最高の賞で、特に優れている工業製品に贈られるもの。マツダ3は2014年に3代目モデルのハッチバックがレッド・ドット賞を受賞しており、2世代続けての受賞となった。

新型マツダ3は日本の美意識の本質を体現することを目指す、深化した「魂動デザイン」を体現したモデル。ワンモーションのシンプルな動きでフォルムを描きつつ、繊細なボディ造形による光の移ろいやリフレクションの動きによって、従来のモデル以上に力強く、より自然な生命感をつくり込んだ。

マツダのデザイン・ブランドスタイルを担当する前田育男常務執行役員は受賞に際し、「新型マツダ3は、日本の美意識の本質を体現することを目指す『魂動デザイン』第2ステージの幕開けを飾るモデルです。今回の受賞は、デザイナーだけでなく、設計や生産技術のエンジニアなど、このクルマのデザインに携わったすべてのメンバーの情熱と努力のたまものであり、全員でこの喜びを分かち合いたいと思います」と述べた。

レッド・ドット賞は独ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンターが主催する約60年の歴史を持つデザイン賞。世界各国から応募された自動車に限らない幅広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学など9つの基準に基づき審査が行われ、クオリティの高いデザインにレッド・ドット賞が贈られる。ベスト・オブ・ザ・ベスト賞はそのなかでも最高位の賞と位置付けられている。

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