高級車大手の独BMWは5日、英自動車大手のジャガー・ランドローバー(JLR)と共同で電動パワートレインを開発すると発表した。コストを削減するとともに、開発スピードを加速して最新の技術を速やかに投入できるようにする狙い。
BMWの第5世代電動パワートレイン「Gen 5」をベースにBMW本社所在地のミュンヘンで共同開発を行う。開発したパワートレインの生産は両社が個別に実施。車両に投入する製品では各ブランドの特性を生かすよう配慮する。
自動車業界では車両の電動、IoT、自動化を背景に開発コストが膨らんでいる。このため各社は提携を通してコストを削減。財務に大きなしわ寄せがでないよう注意している。