独西部の地域エネルギー事業者ライン・エネルギーは24日、インフラや設備向けのマルチ技術サービスを手がける仏SPIEと共同で電動車用充電インフラ向け総合サービスの合弁会社を設立すると発表した。同サービス分野でドイツ有数の事業者となる狙い。
合弁会社タンクEを設立し、充電ステーションの設置計画、コンサルティング、設置、運営関連サービスを提供していく。SPIEは計画、設置、運営、メンテナンス分野のノウハウを提供。ライン・エネルギーは充電インフラ向けITバックエンドのノウハウと、すでに運用している自社ブランド「タンクE」を持ち寄る。
タンクEは現在、充電設備を運営するドイツ全国の約20の都市エネルギー公社向けにサービスを提供。これらの公社が運営するチャージポイントは計600カ所を超える。