後発医薬品のシュターダがGSKからOTCブランド取得

後発医薬品大手の独シュターダは24日、英製薬大手グラクソ・スミスクラインから一般医薬品(OTC)の一部ブランドを譲り受けることで合意したと発表した。OTC事業の強化方針に基づく措置。同社は昨年もGSKからOTCブランド6種類を取得している。

GSKが欧州を中心に計40カ国以上で展開するOTCブランド15種類を新たに取得する。そのうち静脈疾患治療薬「ベノルトン」、かぜ薬「コールドレックス」、ビタミンCサプリメント「ツェテベ」、喉薬「メブカイン」、アレルギー治療薬「タベジール」の5ブランドは今回取得する15ブランドの売上高の50%強を占める。買収金額は非公開。第2四半期(4〜6月)の買収手続き完了を見込む。

上部へスクロール