ルフトハンザがミュンヘン-羽田線を再開

航空大手の独ルフトハンザは31日、新型コロナウイルス感染症の流行を受けて停止ししていたミュンヘン-羽田線の運航を8月から再開すると発表した。1日のミュンヘン空港発便から再開。直行便を週3便、運行する。

運行日は羽田発が火・金・日、ミュンヘン発が月・木・土。羽田発は2日から運行を始める。

ルフトハンザはこのほか、フランクフルト-羽田線の運行日を8月3日の羽田発から変更することも明らかにした。同日以降の運行日は羽田発が月・木・土、フランクフルト発が水・金・日となる。

同社は感染防止に取り組んでいる。機内の対策としては、フライト前後に入念な清掃を行うほか、ほこり、細菌、ウイルスなどの汚染物質を空気中から除去し、約3分で完全に空気を入れ替えるフィルターを装備している。

ルフトハンザは新型コロナの感染拡大を受けて3月にミュンヘン発着の長距離線の運航を全面的に停止し、フランクフルト発着便へと一本化したことから、ミュンヘン-羽田線は休止されていた。

同社のハブ空港であるフランクフルトとミュンヘンには新型コロナのPCR検査を受ける施設が6月末に開設された。国際線の利用者は検査を受けることで隔離義務を回避することができる。検査は有料。

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