欧州最大の家電見本市IFAが3日、ベルリンで開幕した。今年は新型コロナウイルス感染症の流行を受けてリアル展示を大幅に縮小。インターネットでの展示を交えたハイブリッド開催となった。期間は3日間と短い。
見本市の開場数は26ホールから4ホールへと削減された。出展件数はおよそ100件と、昨年の1,800件から大幅に縮小。ドイツテレコムやソニー、サムスン電子、アマゾン、レノボなどの名だたる企業が出展を見合わせている。
一般公開はなく、入場できるのは招待状を持つメーカーと販売店の関係者、およびジャーナリストに制限されている。また、各ホールに同時に入場できるのは750人に限られており、これを超えた場合は入り口で入場待ちとなる。