ドイツ鉄道のスト終了、労使が新協定で合意

ドイツ鉄道(DB)と機関士労組GDLは16日、新しい労使協定を取り決めたと発表した。これにより8月から断続的に3度、行われたGDLのストは終了したことになる。ニーダーザクセン州のシュテファン・ヴァイル首相とシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州のダニエル・ギュンター首相が仲介し、ようやく合意が実現した。

労使は計3.3%のベースアップと、最大で計1,000ユーロのコロナ手当支給を取り決めた。賃金は今年12月に1.5%、2023年3月に1.8%それぞれ引き上げられる。

コロナ手当も今年12月と来年3月の2回に分けて支給される。12月の支給額は給与水準の低い被用者で600ユーロ、高い被用者で400ユーロ。来年3月は一律400ユーロとなっている。

新協定の有効期間は23年10月末までの32カ月。

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