フランクフルト空港の利用者数、コロナ禍発生後の最高を記録

フランクフルト空港を利用する乗客が10月は前年同月比218.5%増の約340万人となり、コロナ禍発生後の最高を記録した。同空港運営会社フラポートが11日に明らかにしたもので、欧州の観光地向けのフライト需要が全体を強く押し上げたとしている。コロナ禍前の2019年10月に比べると47.2%少ない。

ギリシャの空港とトルコのアンタルヤ空港向けの路線では乗客数が19年10月の90%以上の水準まで回復した。露サンクトペテルブルクのプルコヴォ空港向けは19年10月を5.7%上回っている。

1~10月のフランクフルト空港利用者数は約1,920万人で、前年同期を11.5%上回った。19年同期に比べると68.3%少ない。

同空港の10月の貨物取扱量は前年同月比10.0%増の20万187トンへと拡大した。19年10月に比べると10.7%多い。

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