Ifo経済研究所が25日発表した11月の独製造業輸出期待指数(DI)は15.8ポイントとなり、前月(13.1ポイント)を2.7ポイント上回った。同指数の改善は2カ月ぶり。調査担当者「独輸出業界は中間財・原料供給の問題にもかかわらず力強さを保っている」と述べた。
Ifoは月例の企業景況感調査の一環としてメーカーおよそ2,300社に今後3カ月の輸出見通しを質問している。メーカーは「増える」「横ばい」「減る」のどれかを選んで回答。「増える」の回答比率から「減る」の回答比率を引いた数が輸出期待指数となる。
11月は自動車と電気設備業界で見通しが大幅に改善した。機械は良好な水準を保っている。悪化したのは印刷業界だけだった。