半導体のインフィニオン、マレーシアのサプライヤーを買収

半導体大手の独インフィニオンは29日、マレーシアの電気めっきメーカー、シントロニクス・アジアを買収したと発表した。不測の事態に対するサプライチェーンの耐性を高め、原材料を安定的に確保できるようにする狙い。買収金額は公表しないことで合意した。

シントロニクスは2006年の設立で、半導体製造で重要な役割を果たす精密電気めっきを手がけている。従業員数は500人強。

インフィニオンは09年から同社と取引関係があった。シントロニクスはインフィニオンのマレーシア法人に吸収された。

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