ドイツ連邦統計局が6日発表した同国経済界の昨年の売上高は前年を3.8%下回った。新型コロナウイルスの流行が響いた格好。減少幅が最も大きかったのは旅行代理店・ツアーオペレーター・その他の旅行サービス業者で、71.4%に達した。これに航空が45.8%、宿泊が41.0%で続いた。スポーツ・娯楽は29.5%、飲食は27.6%だった。
一方、獣医は10.6%増加した。コロナ禍でペット需要が増えたことが背景にある。一般世帯と企業が内装投資を行ったことから建築も9.4%増加。郵便・配達サービスはネット通販需要の増加を追い風に9.2%増えた。