11月機械受注23%増加

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が10日発表した独業界の11月の新規受注高は物価調整後の実質で前年同月比23%増となり、10カ月連続で2ケタ台の伸びを記録した。春・夏季に比べると前月同様、増加幅は小さい。コロナ禍で減少した需要の回復に一服感が出てきたことが反映されている。

国内受注が16%、国外が同27%の幅で伸びた。

1~11月は前年同期を実質33%上回った。国内が18%、国外が41%増加。国外の内訳はユーロ圏(ドイツを除く)が36%増、ユーロ圏外が43%増だった。