航空大手の独ルフトハンザは13日、7~8月の運休本数を2,000便、拡大することを明らかにした。同社はすでに4,000便弱の運休を明らかにしていることから、約6,000便に増える計算だ。フライト計画を安定的に実行するための措置と説明している。
これまでに発表した運休と同様に、ハブ空港のフランクフルト、ミュンヘンを発着するドイツ国内・欧州域内線で追加運休を行う。利用者が多い朝と夕方を中心に間引きする。主に代替の輸送手段がある便が対象となる。日本行きなど長距離線は原則的に運休の対象とならない。
フランクフルト空港の地元ヘッセン州と隣接するラインラント・ファルツ州では21日(金)に公立学校の学期が終了し、夏休みに入る。このため22~24日は空港利用者が大幅に増える見通し。現在の混乱に拍車がかかると予想されている。