フォスローが中国で受注、高速鉄道向けレール固定システムを

鉄道設備大手の独フォスロー7日、中国でレール固定システムを受注したと発表した。河北省雄安と河南省商丘市を結ぶ高速鉄道路線に投入される。受注高は5,000万ユーロ弱。

同区間は全長が600キロ超。運行速度は最大で時速350キロに達する。フォスローは今回受注したレール固定システムの大半を2024年に納入する。

同社は上海近郊の崑山にある現地法人フォスロー・ファスニング・システムズ・チャイナを通して中国事業を展開している。従業員数は約120人。高速鉄道向けを中心にレール固定システムの分野で同国市場の有力企業となっている。

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