東京ガスが欧州の洋上風力投資ファンドに出資

東京ガスは17日、英新興エネルギー企業オクトパスエナジーの洋上風力発電投資ファンドに出資すると発表した。着床式プロジェクトや浮体式の社会実装準備など洋上風力発電分野の取り組みを、同ファンドへの投資を通して加速する意向だ。

「オクトパスエナジー・オフショア・ウインドSCSp」という名の同ファンドはオクトパスエナジーが昨年10月に設立したもので、2030年までに総額35億ユーロのファンド規模とすることを目指している。オープンエンド型であるため、両社以外の投資家も出資できる。東京ガスは英子会社の東京ガスユナイテッドキングダムを通して2億2,000万ユーロを出資する。

同ファンドは第一弾として、オランダの洋上風力発電プロジェクト「ボルッセレ3&4」に5%を出資する。同プロジェクトでは731.5メガワット(MW)規模の着床式ファームを21年から運営している。

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