RWEが日本で洋上風力発電を初落札

エネルギー大手の独RWEは13日、同社と三井物産、大阪ガスからなるコンソーシアムが新潟県沖の洋上風力発電プロジェクト事業者に選定されたと発表した。RWEが日本を含むアジア太平洋地域の洋上風力発電入札で落札したのは今回が初めて。マルクス・クレッバー社長は「日本のパートナーと共同で落札したことを嬉しく思う」と述べた。

経済産業省と国土交通省は再エネ海域利用法に基づき、計4区域を対象に洋上風力発電プロジェクト事業者を公募した。RWE、三井物産、大阪ガスの3社はコンソーシアムを組んで応札。「新潟県村上市及び胎内市沖」でのプロジェクト事業者に選ばれた。

同コンソーシアムは着床式のパークを建設する。出力1万8,000キロワット(kW)のゼネラル・エレクトリック(GE)製タービン38基を設置。2029年6月から運営を開始する。合計の出力は68万4,000kWに上る。

上部へスクロール