電気自動車(BEV)大手の米テスラは11日、独グリュンハイデ工場で操業の大半を一時停止すると発表した。イエメンの武装組織フーシ派による船舶攻撃のしわ寄せを受け、サプライチェーンに支障が発生したため。同社は声明で、「紅海における戦火と、それに伴い欧州~アジア間の輸送ルートが喜望峰経由に変更されたことの影響がグリーンハイデでの生産にも及ぶ」ことを明らかにした。
1月29日~2月11日の2週間、一部の分野を除いて操業を停止する。2月12日からはフル生産体制に戻るとしている。
グリュンハイデ工場ではクロスオーバーSUV「モデルY」を生産している。