BMWが大幅減益に、BEV比率は14%に上昇

高級車大手の独BMWが8日に発表した2024年1-3月期決算の営業利益(EBIT)は40億
5,400万ユーロとなり、前年同期を24.6%下回った。物価高騰に伴い部品調達コス
トと人件費が膨らんだことが響いた。売上高は0.6%減の366億1,400万ユーロで、
売上高営業利益率は13.9%から11.4%に低下。純利益は19.4%減の29億5,100万
ユーロに落ち込んだ。
乗用車部門のEBITは28.2%減の27億1,000万ユーロに低下した。売上高は1.1%減の
309億3,900万ユーロ。営業利益率は3.3ポイント減の8.8%に落ち込んだものの、目
標とする8〜10%の枠内に収まった。
乗用車の販売台数は59万4,533台で、1.1%増えた。電気自動車(BEV)が28%増の
約8万3,000台と大きく拡大。BEVの販売比率は前年同期の11%から14%に上昇し
た。

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