シーメンス・エナジーがサウジでガスタービン受注

エネルギー設備大手の独シーメンス・エナジーは24日、サウジアラビアに建設予定の
発電所2カ所向けにガスタービンを供給すると発表した。受注額は25年間のメンテナ
ンスを含め約15億ドルに上る。
同国では西部のメッカ近郊に「タイバ2」、中部に「カスィーム2」というコンバイン
ドサイクル発電所が建設される計画。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせると
発電容量はそれぞれ約2,000メガワット(MW)に達する。チャイナ・エナジー・イン
ターナショナル・グループがEPC(設計・調達・建設)を担当する。
両発電所とも2026年5月の稼働開始を予定している。当初はガスタービンの単独運転
にとどまる。蒸気タービンは27年5月から稼働する。

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