日本板硝子は29日、英子会社ピルキントンUKのグリーンゲート事業所にグリーン水素
製造プラントを設置すると発表した。2030年までに温室効果ガス排出量を18年比で
30%削減するグループ目標に基づく措置。政府からの資金支援を前提にプロジェクト
を行う。
水素製造プラントの開発を手がけるグレニアン・ハイドロジェン社の主導下で25年に
建設を開始する。同プラントで生成された水素を活用し、27年からフロート窯で低
カーボンガラスの生産を行う。1日当たり最大7トンのグリーン水素を生成。年1万
5,000トンの二酸化炭素(CO2)排出削減を見込む。