硬質発泡体の生産に100%再生エネ投入=エボニック

特殊化学大手のエボニックは3日、西南ドイツのダルムシュタット工場で硬質発泡体
「ロハセル」の生産に投入する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えると発表
した。自社の事業活動で発生する二酸化炭素(CO2)の排出量を削減することで、顧
客企業のカーボンフット改善を支援していく。
買電契約(PPA)を通して同工場のロハセル生産向けに再生エネを確保した。CO2排出
量を年3,400トン削減するとしている。
ロハセルは耐温・耐圧性の高い超軽量硬質発泡体。PMI(ポリメタクリルイミド)を
ベースに製造される。航空機や自動車、スポーツ用品など幅広い分野の製品に投入さ
れている。

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