BASFがアルキルエタノールアミンの新生産施設を稼働

化学大手の独BASFは12日、ベルギーのアントワープにある統合生産拠点でアルキルエ
タノールアミンの新生産施設を稼働させたと発表した。需要の拡大を踏まえた措置。
ジメチルエタノールアミン(DMEOA)とメチルジエタノールアミン((MDEOA)を含め
同社のアルキルエタノールアミン生産能力は約30%増の年14万トン超に拡大する。
アルキルエタノールアミンは主にガス処理化学品の前駆体、水処理凝集剤、顔料と樹
脂の結合剤として用いられる。このほか、繊維の柔軟剤、金属加工油添加剤などにも
使われる。

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