独連邦ネットワーク庁は17日、陸上風力発電パークの新規設置を対象に実施した助
成金入札の結果を発表した。入札規模2,709メガワット(MW)に対し応札は過去最
高の2,961MWを記録。クラウス・ミュラー長官は「約3ギガワット(3,000MW)の応
札規模は年当たりの(陸上風力発電)拡張目標の達成に必要な2.5ギガワットを大
幅に上回るものだ」と強調した。計239件の応札があり、230件で助成の受給が決
まった。
落札価格は最低が1キロワット時(kWh)当たり5.73セント、最高が同7.35セント。
加重平均は7.33セントで、最高額との差はわずか0.02セントに過ぎなかった。
落札規模を州別でみると、最も大きかったのはノルトライン・ヴェストファーレン
で756MWに上った。これにブランデンブルクが358MW、シュレスヴィヒ・ホルシュタ
インが285MW、ヘッセンが246MWで続いた。南部州は全般的に低調で、バーデン・
ヴュルテンベルクでは落札が0件だった。