独自動車業界の上半期の売上高が2,695億ユーロとなり、過去最高となった前年同期
を4.7%下回ったことが、連邦統計局の7日の発表で分かった。需要の低迷が反映され
ており、減少幅は車体・トレイラーで11.6%、部品・アクセサリーで5.4%、車両・
エンジン・モーターで4.3%に上った。製造業売上全体に占める割合は25.2%で、
トップを堅持した。
輸出高は約1,900億ユーロに上った。売り上げに占める割合は過去最高のおよそ70%
に達した。
乗用車の輸出台数は約170万台で、前年同期を0.3%下回った。金額ベースでは684億
ユーロだった。
輸出車に占める電気自動車(BEV)の割合は22.7%だった。輸出台数は前年同期を
2.5%下回ったものの、2022年同期に比べると113.9%増えた。
6月末時点の業界就労者数は前年同期比0.8%減の約77万3,000人に落ち込んだ。過去15
年間で最高だった19年上半期は83万4,000人に上っていた。