BMWの利益激減、中国市場低迷とブレーキの不具合響く

高級車大手の独BMWが6日に発表した2024年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益
(EBIT)は16億9,600万ユーロとなり、前年同期を61.0%下回った。主力市場であ
る中国の低迷とブレーキの不具合問題が響いた格好で、株主帰属の純利益は85.5%
減の3億8,900万ユーロに落ち込んだ。
売上高は324億600万ユーロで、15.7%減少した。販売台数が13.0%減の54万881台
と振るわなかったことが反映されている。中国販売は約30%縮小した。
主力の乗用車部門は売上高が13.2%減って278億5,400万ユーロとなった。EBITは
79.8%減の6億3,400万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の9.8%から2.3%へ
と急低下した。

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