ドイツ連邦統計局が13日に発表した10月の輸出高(暫定値)は営業日数・季節調整
ベースで前月比2.8%減の1,246億ユーロに低下し、10カ月ぶりの大きな下げ幅と
なった。減少は2カ月連続。製造業の受注不足が反映されており、前年同月に比べ
ても2.8%少なかった。
仕向け先地域別でみると、欧州連合(EU)域外が前月を5.3%下回り、足を強く
引っ張った。ユーロ圏は0.7%減、EUのユーロ非加盟国は0.9%減だった。
最大の輸出先国である米国は14.2%減の122億ユーロに縮小した。中国は3.8%減の
69億ユーロ、英国は2.1%増の65億ユーロとなっている。
輸入高(暫定値)は0.1%減の1,112億ユーロとなり、2カ月ぶりに後退した。EU域
外が0.6%減少。ユーロ圏は横ばいで、EUのユーロ非加盟国は1.1%増加した。
最大の輸入先国である中国は3.0%減の137億ユーロに落ち込んだ。米国は3.9%減
の74億ユーロ、英国は1.4%増の30億ユーロだった。
貿易収支は134億ユーロの黒字となった。黒字幅は前月を20.7%、前年同月を
29.1%下回っている。
非調整ベースの10月の輸出高は1,326億ユーロで、前年同月を0.4%上回った。増加
は3カ月ぶり。同輸入高は4.3%増の1,179億ユーロで、貿易収支の黒字幅は前年同
月の190億ユーロから147億ユーロに縮小した。
1〜10月の輸出高は営業日数・季節調整ベースで1兆3,004億ユーロとなり、前年同
期を1.2%下回った。同輸入高は3.6%減の1兆1,000億ユーロで、貿易収支は2,004
億ユーロの黒字だった。