独自動車部品大手ボッシュのシュテファン・ハルトゥング社長は3日に発行された地元紙『シュツットガルター・ナハリヒテン』などのインタビューで、「当社はさらなる人員削減を回避できない」と明言た。世界的な自動車市場の低迷、中国競合との競争激化、消費者の買い控え、車両の電動化が響くとしている。
同社は昨春、7,000人規模の人員削減方針を打ち出した。昨秋には5,500人の追加削減が明らかになったばかり。新たに従業員をどの程度、減らすかについてハルトゥング氏は明らかにしなかった。
昨年末時点の雇用規模は41万7,900人で、前年同日を1万1,500人下回った。